フレアネットワークのリスク

フレアネットワークは非常に有望なプロジェクトだと思いますが、万が一うまく行かなかった場合の撤退シナリオも考えておきます。

フレアネットワークは、暗号資産の価値をフレアネットワークに集めることで、FLRの価値が上がってゆく構造になっています。例えばXRPやLTC、XLM、DOGEなどの他のブロックチェーン・分散型台帳から、トークンをフレアネットワーク上に集め、Fアセットとして活用してもらうことで、元のトークンの需要が増し、価格が上がることが期待されます。すると、それらのトークンをネットワークに呼び込む担保として使用されるFLRの価格も上がってゆき、さらに他のブロックチェーンから価値を呼び込むという、好循環を生み出す仕組みです。

この好循環が止まるか、逆流すると、フレアネットワークもそのトークンであるFLRも価値を失って行きます。撤退は、この逆流が始まり、それを戻せる可能性が低くなった時に決断することになるでしょう。

逆流の条件を考えてみます。例えばもし、あなたがXRPを持っていて、FXRPにしたくない、あるいはFXRPからXRPに戻したいと考えるのは、どのような時でしょう。

おそらく、XRPの価格の急上昇が見込まれていて、かつ、FLRの価格上昇が見込まれない時でしょう。これは、元のブロックチェーンの方にトークンを置いておく方が、入場料(5%以下)を払ってフレアネットワークに持っていくよりも良いと判断される場合です。

また、担保の量が不十分で、Fアセットを作れないという場合も懸念として挙げられます。例えば、FLRをFアセットを作るための担保として用いるよりも、フレアファイナンスなど、他のアプリケーションで使った方が利回りが高くなる場合、フレアネットワーク上にFアセットとして、価値が集められない可能性があります。その場合はフレアファイナンスのYアセットとして他のネットワークから価値が集まってくることになり、FLR自体の価格は上がることが期待されます。しかし、フレアネットワーク本来の、いわゆる安全で豊かな土地としての役割は果たせないことになります。個人的には、このシナリオは少なくとも短期的には十分考えられるので、どのように事態が展開していくのかを注意深く見守る必要があります。

他の懸念事項として、フレアネットワーク上のアプリケーションの質が挙げられます。現在のところ、フレアネットワーク上ではフレアファイナンス、プロビティなど非常に魅力的なアプリケーションが使用できる予定になっています。しかしもしもそれらが予定よりも大幅に遅れたり、期待を持てない品質だったりすると、フレアネットワークへの期待が下がる可能性があります。ただし、これに関しては個人的にはあまり心配していません。

少し前までは、ネットワークが無事に立ち上がるか心配だったのですが、フレアネットワーク CEOのインタビューより、その懸念は大幅に後退しました。

いずれにしても、私としてはフレアネットワークは90%以上、うまく行くと考えていますので、今月利用可能な余剰資金の大部分を投入する予定です。

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